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画家

■画家の仕事とは

画家とは、絵画を描き作品として販売する人です。絵を描く技術や芸術性豊かなセンス、自分の見たことや考えたことを絵にできる表現力が必要です。逆に、これらの力があれば、美大や美術系の専門学校などの学歴、出身校などは一切問題になりません。

しかし、実際に絵を売るだけで収入を得る、つまり画家として安定した収入を得ることができている人は本当に一握りの人だけです。

■画家になるには

画家になること自体に明確な定義はありません。極端な話ですが、絵を描いて「自分は画家だ」と宣言すれば、それで画家になることができます。しかし、周囲の評価を受けて名前が売れて、プロの画家として活躍できるようになるには、相当の覚悟と根気が必要な職業といえます。

美術大学や美術系の専門学校に関しては、必ず卒業しなければならないことはありません。しかし、有名な画家の多くは、東京芸術大学(通称、芸大)やその他有名な美術系の大学を出ていることが多いです。芸術大学や美術系の専門学校では、絵画に関する基礎を学べ、美的センスを磨けます。さらに、画家の業界の事情を知ることができたり、重要なコネクションを築くことができたりします。そのため、芸術系の学校での勉強は、画家を目指す上で重要といえます。

画家として生活するためには、個展を開くなどして、多くの人に自分の絵のアピールすることが大切です。個展を開くためにも、コンクールや公募展に積極的に参加して知名度を上げましょう。そこで、賞を得るなりできれば、名前も売れ、作品を見てもらう機会も増えるでしょう。また、自分の絵を気に入ってもらえるスポンサーを見つけることも、画家として生活していくためには必要です。

美術大学などを卒業してから、学校の美術教師や出版会社、デザイン事務所、アニメやゲームの製作会社、アパレル会社など美的センスを伸ばせる仕事をしながら画家を目指している人が多いようです。

また、イラストレータースクールなどで指導してもらうことも、画家を目指すには大切です。独学でプロの画家になる方もいらっしゃいますが、やはりプロとして活躍されている先輩方に客観的に自分の絵を見てもらうことで、客観的な評価をもらえ、大きな成長につながります。

画家になるためにはたくさんのハードルを越えなくてはなりません。自分の絵を描き続ける信念を持ち、あきらめないことが大切です。

■画家の収入は

画家の収入は、曖昧です。一枚の絵の基準が明確になっておらず、自分で絵の値段を決められるからです。変動しやすい収入なので、平均を出すのが極めて難しいといえます。あえて具体例をだすなら、個展や画廊で3万円程度の絵を30枚売り、売り上げが900万円となります。そこから、諸経費を引いて700万円程度と言えるでしょう。

絵の値段の決め方に決まりは特にありませんが、絵の号数(キャンパスサイズ)で値段を決めることが多いようです。一番小さいサイズを基準に値段を設定し、サイズの倍率に合わせて値段を上げていきます。しかし、絵の大きさとそれを描く労力は必ずしも比例しないので、コストを考えた値段設定が大切です。

収入を上げるには知名度を上げるしかありません。コンテスト等で入賞し、肩書きを得るのが近道です。絵の購入者が、絵について詳しいとは限りません。画家の肩書きを見て作品の良し悪しを決めることが多いのです。