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彫刻家

■彫刻家の仕事とは

彫刻家とは、木や石、金属などの素材を生かし、多様な技法を用いて、自分のセンスを表現する専門家です。

木や石、金属のような、主に硬い素材を削りだして彫刻するカーヴィング、粘土のようなやわらかい素材をとったりつけたりしながら製作していくモデリング、などといった技法があります。

素材に関しても、石、木、土、繊維、紙、せっこう、鉄、銅、樹脂、ガラス、蝋など多種にわたります。複数の素材を組み合わせて、ひとつの作品を作ることもあります。

彫刻の対象は元々、人間や動物といった具体的なものを彫刻した「具象彫刻」が主流でした。しかし、20世紀にはいると、彫刻家の心情を表現した「抽象彫刻」も多く製作されるようになりました。
現代では、自分がデザインしたオブジェを一定の空間内に配置し、空間的な美しさを表現する作品が中心となっています。そのため、「彫刻家」とは名乗らず「空間造形作家」や「立体アーティスト」と称する人もいます。

■彫刻家になるには

彫刻家になるには、美術系の大学や専門学校で、美術の専門的な知識や彫刻技能を習得しておくといいでしょう。彫刻家の多くは、学校や彫刻教室で美術教員や講師として働いています。

生徒に彫刻の技術を教えながら、さまざまな作品に触れ、創作活動を行なっています。有名な彫刻家に弟子入りし何年にも渡って修行を積むという方法もあります。

■彫刻家のお給料は

彫刻家として生計を立てるには、かなりの知名度を得なければなりません。そのため、公募展への出品や、個展を開催するなど、積極的に名前と作品を売り込むことが重要です。

厳しい世界ですが、高い評価を得られれば、公共的な銅像や胸像などの肖像彫刻の制作依頼が増えていきます。作品を売るだけで生計を立てられている人はごくわずかです。副業で生計を立てながら、コンクールやグループ展で作品をアピールする機会を増やしていきましょう。