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作曲家

■作曲家の仕事とは

作曲家とは、曲のメロディー部分を作る職業です。詩のついた曲、いわゆる楽曲のメロディーを歌手に提供するだけでなく、テレビや映画、ゲーム、CMなどで使われているサントラを作るのも作曲家の仕事です。

作曲家は、レコード会社から依頼を受け、歌手や編集者と話し合い、曲のイメージや方向性を定め、メロディーを作ります。そして、出来上がったメロディーに作詞家が歌詞をつけます。最後に、歌詞とメロディーを調整し、編曲することでひとつの楽曲が出来上がります。

必ずしも作曲が先ということはなく、詞をもとにメロディーを作ることも多いです。作詞と作曲を同時進行で行い、作詞の仕事も兼ねている作曲家もいます。

日常生活の中でふと思いついた曲が、ミリオンヒットすることもあります。突然思い浮かんだ曲を記録として残せるように、常に録音機器を持ち歩く作曲家も多くいます。

■作曲家になるには

作曲家になるには、音楽に関する高度な知識は絶対条件です。また、作曲は楽器を用いて行うので、最低ひとつでも楽器が弾けることが条件になります。最近では、DTM(デスクトップミュージック)といったPCソフトを使っての作曲もありますが、これも楽器が弾けたほうがいいでしょう。そのため、音大や音楽の専門学校で、音楽に関する知識や技術を深く学び、作曲家を目指すといいでしょう。

作曲家として実際に働くには、レコード会社のコンクールに応募したり、自身の音楽活動を通して音楽業界に関わったりすることが必要です。コンクールやオーディションには、曲のイメージや企画が決まっていることが多くあります。その趣旨にあわせた曲作り、選考に残ることができれば、作曲家への道は広がります。また、自身のバンドやスタジオミュージシャンの活動をしていく中で、音楽業界に携わり、作曲センスが認められ作曲家となるケースもあります。

■作曲家の収入

作曲家の収入は、主にCDの印税から得られます。CDの販売価格の2~3%の印税が平均の印税価格です。一枚1000円のCDを1万枚売り上げれば、1000円×1万枚×2~3%で、20万円から30万円の収入になります。 曲を丸ごと売る場合もあります。一曲あたり数万円~数十万円になりますが、印税の収入はなくなります。
作曲家の仕事は、完全に実力世界になります。作曲の才能が認められ、知名度も上がり、いわゆる売れっ子になれば、それだけ多くの収入が見込めます。しかし、楽曲の印税だけで生活できる人は、本当に一握りしかしません。

プロの作曲家の多くは、楽曲だけでなく、ドラマや映画のサントラ、ゲームBGMなど多岐にわたって仕事をしています。作曲家として有名になり収入が多くなっても、大量の曲を書き続けなくてはならないので、作曲能力だけでなく、体力や精神力も必要な職業といえるでしょう。